前回から続く~★
受付で簡単に症状を説明し、問診票に記入して待合室にて待つ。
待つ間も当然痛く、結構ゆったりとしたソファーではあるものの、普通に座ると痛いので、ちょっとダラしなく座る。
で、
『今井(実名)さ~ん、こちらの診察室にどうぞ~』
診察台の上に横向きに寝て、ズボンとパンツを膝の上あたりまで下ろし、膝を丸めてお尻をよく見えるような体勢で先生を待つ。
看護婦さんは二人ほどいて、一人は結構若かったりする。
ネット見てると人によっては、かなり恥ずかしくて抵抗感があるみたいだけど、特に恥ずかしいとかの感覚は無い。
ひょっとして、僕は露出狂なタイプなんだろうか・・・・。
でも、見られてうれしいとか、快感とかの感覚も特にはない。
少しして先生登場。
『よろしくお願いします』
『はい。どうしました~?』
で、また説明。
『数日前からお尻の少し奥に違和感がありまして、それが少しずつ痛くなってきてます』
『では、ちょっと触りますね~』
お尻にネチョっとしたものを塗って、指(何指かまではわかりませんし、別に知りたくもありませんが・・・)をズボッと刺し、グリグリ・・・。
『この辺り、痛いですか~?』
言われるまでもなく・・・・
『かなり痛いです~~~!!!』
『う~ん・・・・。かなり深いですね~』
『・・・・・?・・・・・(ちょっとビビる)・・・・何がですか?』
『複雑痔ろうのようですねぇ・・・・』
『・・・・(病気において複雑と言われと、いいタイプなのかよくないタイプで分けると、当然よくないタイプだという事は、いくら賢い僕でもわかる)・・・どうすればいいんですか?』
『手術です(キッパリ!)』
『・・・・・・・撃沈・・・・・・・・・・・・・・・』
『後で、超音波検査をしてもう少し詳しく見てみるので、準備ができるまで少し待合室でお待ちください』
『はい・・・・』
『それで、写真を論文等で使用するかもしれませんので、同意書にサインください』
『はい。。。。(この際、なんにでもサインくらいするので治してください)』
という事で、しずしずとパンツとズボンを上げ、サインをして待合室へ退散。
待合室で暫く待つ。
『今井(やっぱり実名)さ~ん、こちらにどうぞ~』
と、今度は先ほどの診察室ではなく、治療室?へと誘導される。
先ほどの部屋より、診察台のまわりに機械類が多い。
やはり、ズボンとパンツを下ろして、横になって先生を待つ。
そして、先生がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(古くてゴメンなさい)
『さて、始めますか。軽いといいんですけどねぇ・・・』
『よろしくお願いしま~す』
ズブ・ズブズブ・・・。
何かを入れていく。
『う~ん、やっぱり厳しいですねぇ・・・』
『はぁ、そうですかぁ・・・・・』
『ほら、ここわかりますか~?』
モニターをずらして見せてくれる。
『このあたり、黒~く映ってるでしょ~? これが膿です』
『はぁ・・・』
『明日丸一日休めますか?』
『はい・・・なんとか』
『一応MRIを撮っておきたいので、明日の朝から別の病院でMRIを撮って、そのデータを持って来てください。それから排濃手術をします』
『わかりました・・・』
『それで、2カ月ほどのちに痔ろうの手術をします。入院は2週間程度です』
『・・・・・K.O.・・・・・・』
ちなみに僕は、今までの人生の中で、手術はおろか、入院したり骨折したり、切れた皮膚を縫ったりしたことさえもありませんでした。
それが、いきなりの手術だ入院だの宣告・・・・。
菌を殺す薬を処方してもらい本日終了。
帰りに、ドンキに寄って、ドーナッツ型クッションを購入。
その後、職場でそれを使うも、自宅にも必要だな~ってことで家にお持ち帰り。
明日もう一つ買おっと。
う~ん、しかし痛いなぁ・・・・。
■病院治療費:2,060円